明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)は、暗号資産(仮想通貨)の保持に興味を示しているが、スペイン証券取引委員会(CNMV)が警告を発した。
イニエスタは24日に自身のツイッターアカウントを更新。スマートフォンを手に持ちながらパソコンを操作する自身の姿をアップするとともに「僕はバイナンスで暗号資産を始める方法を学んでいるよ」と投稿。2017年7月に設立された暗号資産取引所であり、ビットコインやライトコイン、イーサリアムなど複数の通貨を取り扱っている『BINANCE(バイナンス)』を利用し始めたことをファンにむけて報告していた。
しかし、CNMVは25日にイニエスタの投稿へ「こんにちは、暗号資産は規制されておらず、リスクを伴うものです。暗号資産に投資したり、他人に投資を勧める前に、2021年9月2日に我々が発行した声明文を読むことをお勧めします」と返信。同選手のツイートに対して注意を行っている。
なお、バイナンスはセリエAのラツィオやプリメイラリーガ(ポルトガル1部)の名門ポルトとスポンサー契約を結び、ファントークンを発行している。また、アル・ラーヤンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(30)やアトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレス(34)もバイナンスの広告塔になるなど、サッカー界に多大な影響を与えている。それだけに、今回のイニエスタに対するCNMVの注意喚起がどのような効果を発揮するのか注目が集まる。
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