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ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデン(STVV)は今月23日、韓国人FWイ・スンウ(23)の退団を公式発表している。その中、韓国メディア『フットボリスト』はKリーグ1(韓国1部)の一部クラブが同選手の移籍先候補から除外されていることを伝えた。
バルセロナの下部組織出身であるイ・スンウは、バルセロナでトップチーム昇格を果たすことなく、2017年8月にエラス・ベローナへ完全移籍。そして2019年8月にSTVVへ完全移籍したものの、加入1年目からリーグ戦4試合の出場にとどまるなど、厳しい立場に置かれていた。そして今年2月にはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のポルティモネンセへ期限付き移籍。昨季終了後にSTVVへ復帰したものの、今季は公式戦での出場がなく、今月23日に来年6月まで残っていた契約を解除して退団している。
そんなイ・スンウの去就を巡っては、Kリーグ1(韓国1部)やメジャーリーグサッカー(MLS)、それにJリーグのクラブが関心を寄せていると伝えられていた。しかし、『フットボリスト』の報道によると、Kリーグ1の全北現代や蔚山現代、水原三星の3クラブはイ・スンウの獲得には向かわない模様。いずれのクラブも選手サイドとの交渉には当たっていないという。
また、韓国の放送局『SPOTV』は、新たにスイスや中東のクラブも同選手の獲得に興味を示していると報じている。STVVで出番が全くなかったイ・スンウを巡って、すでに水面下で争奪戦が繰り広げられているかもしれない。
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