Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島カイキに今冬退団の噂が!エヴェラウドと「W流出」の可能性も…

鹿島アントラーズのホーム 県立カシマサッカースタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFアルトゥール・カイキ(29)が、今季終了後に退団するかもしれない。23日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。

 カイキは昨年8月、サウジアラビアのアル・シャバブFCからカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)のクルゼイロへレンタル移籍。しかし、クルゼイロがカイキに対する給与未払い状態が続いていたこともあり、同選手の完全移籍による獲得を断念。カイキはクルゼイロでのレンタル期間終了後に鹿島アントラーズへ完全移籍していた。

 そんなカイキは5月19日に行われたYBCルヴァンカップ・グループステージ第6節・北海道コンサドーレ札幌戦でデビュー。リーグ戦でも当初は出番が少なかったものの、東京五輪による中断期間明け以降はスーパーサブとして出場機会が増加。そして先月23日開催の第33節・FC東京戦から3試合つづけてスタメンに抜てきされていたが、今月20日の第36節・大分トリニータ戦ではベンチ外となっていた。

 その中、『TORCEDORES』はカイキと鹿島アントラーズの契約が今季終了後に満了を迎えると報じた上で、契約更新を行わずにブラジルで新天地を探すと予想している。

 また、複数のブラジルメディアの報道によると、カイキと同じくブラジル人FWエヴェラウド(30)についても、鹿島アントラーズとの契約が来年1月までとなっている模様。エヴェラウドの去就については現時点で報じられていないものの、場合によってはカイキとともに今季限りで鹿島アントラーズを離れるかもしれない。