セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、すでに2桁ゴールをあげるなど前線に必要不可欠な戦力となっている。その中、イギリスの公共放送『BBC』の記者が2日、古橋亨梧への以前が顕著に現れていると指摘した。
古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。7月31日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦でデビューすると、今季ここまで公式戦14試合に先発出場して10ゴールをあげている。
この古橋亨梧の活躍にはセルティックサポーターのみならず、欧州のサッカーファンが関心を寄せている。その中、『BBC』のトム・イングリッシュ記者は、セルティックがリーグ戦で勝利しなかった5試合のうち、4試合で古橋亨梧がスタメンに名を連ねておらず、残り1試合では同選手がサイドで起用されていることに着目。3トップの中央で古橋亨梧を起用していない場合にセルティックが結果を残せていないことから、同選手への依存度が高いと主張している。
古橋亨梧は9月上旬のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦で負傷したことにより、公式戦5試合を欠場しているが、この時は2勝1分2敗という成績だった。そして、同選手の復帰以降はリーグ戦で4連勝を飾っていたものの、先月29日開催のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第12節・リビングストン戦では古橋亨梧にかわってギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(26)が先発出場する中、格下相手に85%のボール支配率で圧倒しながらも0-0のドローに終わった。
なお、現在のセルティックが抱えている問題については、現役時代にセルティックで元日本代表MF中村俊輔(43)とともにプレーしていたクリス・サットン氏も同様の見解を示している。
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