セルティックは、来年1月に明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからU24日本代表FW前田大然(24)を獲得する可能性が取りざたされている。その中、アンジェ・ポステコグルー監督は今冬の移籍ウィンドウにおける新戦力獲得にむけてすでに動いていることを明かした。29日、イギリスメディア『FOOTBALL FANCAST』が伝えている。
セルティックは今季リーグタイトル奪還にむけて、今年6月に当時横浜F・マリノスを率いていたポステコグルー監督を招へい。ヴィッセル神戸からは日本代表FW古橋亨梧(26)を獲得しており、同選手は今やチームに必要不可欠な存在になっている。
そのポステコグルー監督は以前から今冬の移籍ウィンドウでJリーガー獲得の可能性を示唆するコメントを残していたが、セルティックが前田大然の獲得に近づいていると先週になってスコットランドの複数メディアが報道。また、前田大然本人もセルティック移籍の噂に「知っている」と言及していた。
その中、ポステコグルー監督はスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第12節・リビングストン戦の前日記者会見において「補強をしなければならないことは明確だが、一度の移籍ウィンドウでメンバーを揃えることができなかった。セルティックを離れた重要な選手たちの名前を見ると特にそう思う」
「今は来年1月を見据えている。補強が必要なポジションはすでに把握している。1月に入る前にターゲットを特定して交渉を始めているので、前回のウィンドウよりも早く取引を成立させることができるだろう」とコメント。選手名こそ明かさなかったものの、獲得候補にリストアップしている選手との交渉を行っていることを明かしている。
なお、前田大然は松本山雅でプロキャリアをスタートさせ、2019年夏にはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCSマリティモへレンタル移籍。海外でのプレーをへて昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで28試合に先発出場し、18ゴールをマーク。J1リーグの得点ランキングでトップに立つなど、チームの上位躍進に大きく貢献している。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場。グループステージ最終節・フランス戦ではゴールを決めている。
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