インテルはラツィオに所属するアルゼンチン代表MFホアキン・コレア(27)の獲得が濃厚になったようだ。24日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアが報じている。
コレアは、サンプドリアやセビージャでプレーした後、2018年夏にラツィオへ完全移籍により加入。移籍1年目の2018/19シーズンはセリエAで18試合に先発出場とレギュラー定着には至らなかったが、昨季は負傷離脱もありながらセリエAで25試合に先発出場して8ゴール4アシストをマークしていた。また、コレアはラツィオとの契約を2024年6月まで残しているほか、契約内容には7000万ユーロ(約91億円)による解除条項が盛り込まれていた。
コレアには以前からアトレティコ・マドリードやレスター・シティ、アーセナル、アストン・ビラなど複数クラブが関心を寄せていたほか、今月にはエバートンも移籍先候補にあがっていた。
その中、インテルは今月中旬から同選手の獲得に乗り出していたが、当初ラツィオは移籍金として少なくとも3700万ユーロ(約48億円)を求めていた。しかし、両クラブは交渉を続けると、3000万ユーロ(約39億円)の買い取り義務が付いた1年レンタル、ボーナス200万ユーロ(約2億6000万円)という条件で基本合意に達した模様。現在は買い取り義務の発生する条件等について議論が交わされているとのことだ。
なお、インテルはトリノに所属するイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの獲得にも向かっており、一部メディアは両クラブが移籍金1500万ユーロ(約19億円)という条件で合意に達する見込みであると報じている。
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