ストライカー獲得難航のアトレティコ、東京五輪優勝に貢献のブラジル人FWに関心か

　アトレティコ・マドリードがヘルタ・ベルリンに所属するU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャに関心を示しているようだ。ブラジル『UOL』が報じた。

　今夏にウルグアイ代表FWルイス・スアレスを補完するストライカーの獲得を目指しているアトレティコ。そのターゲットにウルバーハンプトン・ワンダラーズが保有権を持つU-24スペイン代表FWラファ・ミルとフィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチに照準を定めていたものの、前者はクラブ間合意報道から一転して交渉が停滞しており、後者との交渉は難航しているという。

　そうしたなか、アトレティコは次なるターゲットとしてマテウス・クーニャに白羽の矢を立てたという。同選手にはアタランタが関心を示していると言われており、移籍金は3000万ユーロ（約38億7000万円）前後と見積もられている。

　コリチーバ（ブラジル）下部組織出身のマテウス・クーニャは2017年にシオン（スイス）でプロキャリアをスタート後、ライプツィヒを経て2020年1月からヘルタでプレー。複数の攻撃的なポジションでプレー可能な万能型アタッカーは昨季の公式戦28試合で8ゴール8アシストを記録した。また、今夏に開催された東京オリンピックでは決勝戦のU-24スペイン代表戦でのゴールを含む3ゴールを記録し、ブラジルの連覇に貢献していた。