明治安田生命J1リーグの徳島ヴォルティスは、エリテセリエン(ノルウェー1部)のオッドBKから元ノルウェー代表FWムシャガ・バケンガを完全移籍により獲得することが正式決定している。その中、バケンガ本人のSNSアカウントにあがっている動画が徳島ヴォルティスサポーターの間で反響を呼んでいる。
現在29歳のバケンガを巡っては、サウジアラビア1部のアル・タエーと徳島ヴォルティスがオッドBKにオファーを提示。選手サイドがJリーグ参戦を強く望む中、徳島ヴォルティスはオッドBKに対して移籍金400万クローネ(約5000万円)を支払うことで合意。くわえて、今季J1リーグ残留を果たした場合には追加で100万クローネ(約1200万円)を支払うことで合意したと先週なかばに伝えられると、オッドBKが6日に同選手の徳島ヴォルティス移籍を公式発表している。
そのバケンガは9日、自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリー機能に同日に行われた明治安田生命J1リーグ第23節・ガンバ大阪戦をDAZNの中継映像を通じて観戦している姿をアップしている。これには、徳島ヴォルティスの一部サポーターがSNS上で「予習している!」、「バケンガはもう日本にいるのか」などといったコメントを残している。
なお、バケンガは半年以上にわたり無所属状態が続いていたが、昨夏にオッドBKへ加入。昨季はリーグ戦で19試合に先発出場して15ゴールをあげていた。そして今季はここまで10試合で先発メンバーに名を連ねて11得点をマーク。しかし、先月中旬に太ももの筋肉に問題を抱えると、その後のリーグ戦や国内カップ戦など公式戦7試合で欠場していた。
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