明治安田生命J1リーグのアビスパ福岡は4日、GK杉山力裕の戦線離脱を公式発表している。
現在34歳の杉山力裕は、川崎フロンターレや清水エスパルスに在籍した後、2017年にアビスパ福岡へ加入。2019シーズン以降はスペイン人GKセランテスやGK村上昌謙が正守護神に定着すると、バックアッパー1番手を巡る争いでも後れをとっており、今季はJ1リーグで1試合の出場にとどまっていた。
クラブの発表によると、同選手は先月28日のトレーニング中に負傷。検査の結果、右アキレス腱断裂と診断されている。また、復帰まではおよそ6カ月を要する見込みとなっていることから、今季中の復帰が絶望的となっている。
今季はセレッソ大阪からレンタルにより加入しているGK永石拓海がYBCルヴァンカップ・グループステージ4試合で先発出場しており、徐々に長谷部茂利監督からの評価を高めている。杉山力裕としてはチーム内での立場が厳しくなっているだけに、今回の長期離脱は大きな痛手となっているはずだ。
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