ハーランド獲得狙うチェルシー、ドイツ代表FW放出か！ドルトムントへのオファーで…

　チェルシーはボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得を狙う中、現有戦力の放出に動いているようだ。19日、イギリスメディア『デイリーメール』が報じている。

　現在20歳のハーランドは、ドルトムントとの契約を2024年6月まで残しているが、以前からドイツ国外へ移籍する可能性がささやかれている。また、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏は今年4月にバルセロナやレアル・マドリードの首脳陣と会談したと伝えられているほか、ドイツ国内のメディアインタビューで今夏退団の可能性があることをほのめかしていた。しかし、ドルトムントの幹部は再三にわたり同選手の今夏残留が既定路線であることを強調している。

　その中、同選手の去就を巡っては、今月に入ってチェルシー移籍の噂がにわかに駆け巡っている。また、ドルトムントはチェルシーからのオファーを拒否したと伝えられているが、どうやらチェルシーはドイツ代表FWティモ・ベルナーを交換要員として盛り込んでいたようだ。また、チェルシーは今回オファーを却下されたものの、ハーランド獲得は諦めておらず、ベルナーへのオファーが届く機会を伺っているという。

　なお、現在25歳のベルナーは、昨夏にRBライプツィヒからチェルシーへ完全移籍により加入。2020/21シーズンはプレミアリーグで29試合、UEFAチャンピオンズリーグで10試合に先発出場していたが、不振に陥った時期に周囲から批判を受けていた。