レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールは、今夏退団に向かっているようだ。18日、イギリスメディア『デイリーミラー』が報じている。
現在21歳のビニシウスは、2018年夏にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴからレアル・マドリードへ完全移籍により加入。しかし、移籍1年目は負傷離脱もありリーグ戦で9試合の先発出場に終わるとレギュラー定着には至らず、2020/21シーズンもリーグ戦で22試合の先発出場にとどまっていた。
レアル・マドリードはビニシウスとの契約を2025年6月まで残しているが、カルロ・アンチェロッティ新監督の構想には含まれていない模様。また、レアル・マドリードはパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を狙っていることもあり、ビニシウスの放出を検討しているという。
その中、マンチェスター・ユナイテッドが同選手への関心を強めている模様。ただ、すでにボルシア・ドルトムントからイングランド代表MFジェイドン・サンチョを移籍金7300万ポンド(約112億円)+ボーナス500万ポンド(約7億7000万円)という条件で獲得することを決めていることもあり、ビニシウスに関してはレンタルでの獲得を望んでいるようだ。
なお、レアル・マドリードはビニシウスの放出により、6500万ポンド(約104億円)以上の売却益を得ることを想定しているようだ。
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