ボルシア・ドルトムントはノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドに対する獲得オファーを拒否していたようだ。15日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
現在20歳のハーランドは、ドルトムントとの契約を2024年6月まで残しているが、以前からドイツ国外へ移籍する可能性がささやかれている。また、同選手の代理人を務めるミノ・ライオラ氏は今年4月にバルセロナやレアル・マドリードの首脳陣と会談したと伝えられているほか、ドイツ国内のメディアインタビューで今夏退団の可能性があることをほのめかしていた。
一方、ドルトムント首脳陣は再三にわたりハーランドが残留すると主張。今月上旬から始まったプレシーズントレーニングに姿を現していないものの、セバスティアン・ケールSD(スポーツディレクター)は今週中にチームへ合流する予定であることを明かしていた。
同選手の去就を巡っては、今月に入ってチェルシー移籍の噂がにわかに駆け巡っている。その中、現地の報道によると、ドルトムントはチェルシーからのオファーを却下していた模様。オファーの内容としては、イングランド代表FWタミー・アブラハムやFWカラム・ハドソン=オドイの譲渡に加えて移籍金の支払いというものだったようだ。
ただ、ハーランドとドルトムントの契約には、7500万ユーロ(約97億円)の解除条項が盛り込まれている。そのため、来夏に再び複数クラブが獲得に乗り出す可能性が高いという見方が周囲で広まっているようだ。
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