明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属する日本代表FWオナイウ阿道は、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックへ移籍する可能性を否定しているようだ。12日、英紙『サン』が報じている。
現在25歳のオナイウ阿道は、昨シーズンから横浜F・マリノスに在籍。今季はここまでリーグ戦14試合で先発出場してすでに12ゴールをマーク。チームの上位躍進に大きく貢献しているほか、先月にはFIFAワールドカップ2022カタール大会アジア2次予選兼AFCアジアカップ2023中国大会予選の日本代表メンバーに追加招集されている。
一方、横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルーは先月にセルティックの指揮官に就任。これにより、川崎フロンターレの東京五輪日本代表MF三笘薫やオナイウ阿道をはじめ複数のJリーガーが獲得候補に名を連ねたと現地メディアが報じていた。
しかし、オナイウ阿道本人は「僕の将来に関する噂は耳にしましたが、今は(J1リーグ首位の)川崎フロンターレを捉えることに集中しています。我々は彼らから9ポイント離されています。ここまでとても良いシーズンを過ごせていると思いますし、チームメイトが多くのチャンスを作り出してくれています。チームは(リーグ戦で)6連勝を飾りましたし、(ポステゴグルー)監督がいなくなったことによって問題を抱えていることはありません」と横浜F・マリノス残留を強調するコメントを残した。
ポステコグルー監督退任の影響を感じさせない戦いぶりを見せている横浜F・マリノスは、今月10日の第22節・アビスパ福岡戦を勝利で終えて中断期間に入っている。後半戦でも勝ち点を積み重ねることが期待される中、前線の主力であるオナイウ阿道の残留はチームにとって大きなプラス材料となるはずだ。
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