明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスは12日、MF椿直起がAリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・シティFCを期限付き移籍期間満了により退団したこと、およびJ2リーグのギラヴァンツ北九州へ来年1月まで期限付き移籍することを公式発表している。
現在21歳の椿直起は、2019年に横浜F・マリノスの下部組織からトップチームへ昇格。プロ1年目の2019シーズン途中から当時J3リーグに所属していたギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍により加入すると、期限付き移籍期間延長により昨季もギラヴァンツ北九州に在籍。J2リーグで34試合に出場するなど、確かな成長を遂げていた。
そして椿直起は昨年12月にメルボルン・シティFCへレンタル移籍。Aリーグでは15試合に出場して1ゴールを挙げていたが、今年4月以降はベンチを温める機会が増加。上位6クラブによるファイナルシリーズでは、準決勝と決勝の2試合いずれも出番がなかった一方、チームは決勝・シドニーFC戦で3-1と勝利。レギュラーシーズンとファイナルシリーズの2冠を達成した一方で、今月6日にメルボルン・シティFCは同選手の退団を公式発表していた。
椿直起は再び横浜F・マリノスを離れることについて「オーストラリアでは約半年という短い期間でしたが、選手として、そして人としても大きく成長する機会に恵まれました。さらに成長して、帰ってきたいと思います」とサポーターにメッセージを送っている。
また、ギラヴァンツ北九州への再加入については「また北九州でプレーできることを嬉しく思います。自分が海外で得た経験をこのチームに還元し、最大限クラブのためにプレーしたいと思います。宜しくお願いします」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。
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