レアル・マドリードのスペイン代表MFイスコは、自身の今後について現時点で決断を下していないようだ。8日、スペイン紙『アス』が報じている。
現在29歳のイスコは、ポジション争いが激しいレアル・マドリードにおいてレギュラー定着に至らず、これまでも移籍市場期間になると再三にわたり退団の可能性がささやかれている。また、2020/21シーズンもジネディーヌ・ジダン前監督のもとでUEFAチャンピオンズリーグ1試合、ラ・リーガ8試合の先発出場にとどまっていた。
イスコはレアル・マドリードとの契約を来年6月まで残している。その中、同選手の去就を巡っては、ジョゼ・モウリーニョ監督が就任したローマが関心を寄せているほか、ミランもトルコ代表MFハカン・チャルハノールの後釜候補にリストアップしたと報じられている。
一方、レアル・マドリードは2020/21シーズンまでエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティの監督復帰を先月はじめに公式発表。イスコは2013年夏から2シーズンにわたりアンチェロッティ監督のもとで好パフォーマンスを発揮していたこともあり、出場機会が得られるかどうか確かめるために指揮官との話し合いを望んでいるという。また、今夏残留を決断する場合には、契約延長を行う可能性もあるようだ。
ただ、アーセナルへレンタル移籍していたノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがレアル・マドリードに復帰。アンチェロッティ監督がウーデゴールを構想に含めていることから、イスコはプレシーズントレーニングでよりし烈なポジション争いに直面することになりそうだ。
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