レアル・マドリードを契約満了により退団したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍する可能性があるようだ。17日、スペイン紙『アス』が報じている。
セルヒオ・ラモスはこれまでディフェンスリーダーとしてチームを支えると、UEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。しかし今季は数度の負傷離脱により、公式戦21試合に先発出場にとどまっていた。さらに、同選手は今月に開幕するEURO2020本大会のスペイン代表メンバーから落選している。
レアル・マドリードは選手サイドと契約延長にむけた交渉を直近数カ月にわたって行ってきたが、合意に至ることはなく、16日に契約満了による今季限りでの退団が公式発表されている。
スペイン国内の一部メディアは、マンチェスター・シティが同選手の新天地として最有力候補であると主張。また理由には、すでにスペイン人DFエリク・ガルシアが契約満了に伴いマンチェスター・シティを退団しているほか、DFアイメリク・ラポルテにも退団の可能性があることをあげていた。
しかし、PSGは同選手獲得にむけてすでに選手サイドに対してフランス行きへの働きかけを行っている模様。コスタリカ代表GKケイロル・ナバス、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアなどかつてレアル・マドリードでチームメイトだった選手が複数名在籍していることがセルヒオ・ラモスのPSG移籍を後押しする要素になるという声が上がっているようだ。
セルヒオ・ラモスのレアル・マドリード退団発表は、多くのファンに驚きをもたらしたが、同選手の今後の動向にも注目が集まる。
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