プレミアリーグ アーセナル

アーセナル退団のブラジル代表DF、マルセイユが獲得へ本腰。代理人と交渉進める

ダビド・ルイス 写真提供: Gettyimages

 アーセナルを契約満了により退団したブラジル代表DFダビド・ルイスには、メジャーリーグサッカー(MLS)のクラブやプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のベンフィカが関心を寄せていた。しかし、同選手の新天地はリーグ・アンになる可能性が浮上しているようだ。12日、フランス紙『ラ・プロヴァンス』が報じている。

 現在34歳のダビド・ルイスは2019年夏にチェルシーからアーセナルへ完全移籍により加入。昨季は不動のセンターバックとして公式戦42試合で先発メンバーに名を連ねていたが、今季は数度の負傷離脱もありここまで27試合の先発出場にとどまっていた。また、ミケル・アルテタ監督は同選手が若手選手の成長に貢献している点で高く評価。クラブも新たに1年契約のオファーを準備していると伝えられていたが、両者は先月中旬に会談を行うと、今季終了後に退団することで合意。アーセナルは今月はじめにダビド・ルイスの退団を公式発表している。

 同選手の移籍先候補には、ポルトガル国内の強豪クラブであるベンフィカが獲得に興味を示しているほか、MLS行きの可能性も伝えていた。

 しかし、『ラ・プロヴァンス』はオリンピック・マルセイユが代理人との交渉を進めていると報道。アルゼンチン代表を率いた過去を持つホルヘ・サンパオリ監督が、守備陣の新戦力としてダビド・ルイスを迎え入れたい考えを持っているようだ。