プレミアリーグ リバプール

オランダ代表MF退団のリバプール、指揮官は後釜にラツィオMF獲得を熱望か

セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ: Gettyimages

 リバプールがラツィオに所属するセルビア代表MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチの獲得に興味を示しているようだ。イタリア『イル・メッサジェロ』が報じた。

 2015年夏に以降、中盤を支えてきたオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが契約満了による退団が決定したリバプール。そのため、後釜獲得に向けて動いており、レスター ・シティのベルギー代表MFユーリ・ティレーマンスやローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニなど複数選手をリストアップしているとみられている。

 そうしたなか、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督はミリンコビッチ=サビッチの獲得を熱望しているという。マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリードからの関心も報じられる同選手はラツィオと2024年6月30日まで契約を残していることもあり、少なくとも移籍金6000万ユーロ(約80億円)以上が必要になるようだ。

 母国セルビアのヴォイヴォディナ下部組織で育ったミリンコビッチ=サビッチは、ヘンクを経て2015年8月にラツィオへと加入。190cmを超える体躯に繊細な足技やゲームメーカーとしての能力も兼備する大型MFは今季も主力としてプレーし、セリエA32試合の出場で8ゴール11アシストの成績を収めた。