明治安田生命J1リーグの清水エスパルスを退団したブラジル人DFウィリアム・マテウスは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECジュベントゥージ加入がほぼ確実となっているようだ。8日、ブラジルメディア『UOL』が報じている。
マテウスはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で戦ったコリチーバから今年1月に清水エスパルスへ完全移籍により加入。Jリーグが定めた新型コロナウイルス感染拡大防止の追加的防疫措置として14日間の待機期間を終え、先月20日にチームのトレーニングに合流すると、先月28日のYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節・サンフレッチェ広島戦で後半途中からピッチに立ち、Jリーグ公式戦でのデビューを果たす。そして今月5日のグループステージ第5節・ベガルタ仙台戦では先発出場していたが、以降の公式戦では出番がなかった。その後、清水エスパルスは同選手が家庭の事情により、双方合意のもとで契約解除を行ったと発表している。
同選手はフリーの身となっていたが、すでにブラジルへ帰国している模様。また、今週中にもECジュベントゥージのメディカルチェックを受けるものとみられ、問題がなければ正式にサインを交わすようだ。
日本政府が新型コロナウイルス感染拡大対策を強化している関係で、家族が日本に入国できない状態が続いていたことが心身の負担を増大させる要因となっていたが、家族が近くにいる環境で再起を図ることになりそうだ。
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