フィオレンティーナの元フランス代表FWフランク・リベリーは今年6月末にクラブとの契約期間が満了を迎えるが、今夏残留に傾いているようだ。3日、フランスメディア『RMC Sport』が報じている。
現在38歳のリベリーは2019年夏にバイエルン・ミュンヘンを退団し、フリーでフィオレンティーナに加入。セリエA初挑戦となった昨季には足首の負傷により長期離脱を強いられていたが、今季はリーグ戦28試合で先発出場していた。
一方、フィオレンティーナは今季序盤から黒星が先行すると、昨年11月にジュゼッペ・イアキーニ監督を解任し、チェーザレ・プランデッリ氏を招へい。しかしチーム全体の状況は好転することなく、今年3月下旬にプランデッリ監督の辞任に伴い、イアキーニが再びチームを率いていたが、セリエA13位で今シーズンを終了。先月26日に前ナポリ指揮官のジェンナーロ・ガットゥーゾ氏招へいを公式発表している。
その中、リベリー本人は自身の今後について「フィオレンティーナで来シーズンもプレーすることを最優先に考えている。ここに居続けられることを望んでいるが、クラブと議論する時を待っている」と語っている。
また、フィレンツェの地元紙『La Nazione』は、フィオレンティーナが同選手に対して2年契約でオファーを用意していると報道。ただ、年俸面については現行の450万ユーロ(約6億円)と同程度になるか不透明であるようだ。
なお、フィオレンティーナはセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチの契約延長も視野に入れている。ブラホビッチは今季21ゴールをあげるなどブレイクを果たしており、ミランやボルシア・ドルトムントなど複数クラブが獲得に興味を示している。
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