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元アルビレックス新潟FWホニにアヤックス移籍の可能性浮上!南米王者としてクラブW杯に出場

ホニ 写真提供: Gettyimages

 かつてアルビレックス新潟の一員として明治安田生命J1リーグに臨んだ過去を持つブラジル人FWホニは現在カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のパルメイラスに在籍しているが、エールディビジ(オランダ1部)のアヤックスに移籍する可能性があるようだ。4日、ブラジルメディア『TORCEDORES』が伝えている。

 ホニは2017年にクルゼイロからアルビレックス新潟へレンタルにより加入。移籍1年目からJ1リーグで32試合に出場し7ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを発揮していた。しかし、翌2018年にブラジルへ帰国しアトレチコ・パラナエンセと契約を結んだことにより、アルビレックス新潟は契約期間中であるにもかかわらず一方的に契約解除を申し入れて他クラブと契約を結んだ違反行為としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴訟を起こしている。

 現在25歳の同選手は昨年2月からパルメイラスに所属しており、昨季はリーグ戦15試合で先発出場したほか、コパ・リベルタドーレスでは10試合で先発出場しタイトル獲得に大きく貢献。さらに今年2月に中東で開催されたFIFAクラブワールドカップ2020でも2試合ともフル出場していた。

 ホニとパルメイラスの契約期間は2024年12月まで残っているが、アヤックスがすでに同選手に関する情報の収集を行っていると報道。また、アヤックス首脳陣はパルメイラスに対してまだコンタクトをとっていないものの、今後正式にオファーを提示する可能性があるようだ。

 なお、パルメイラスはアトレチコ・パラナエンセからホニを獲得する際に移籍金として600万ユーロ(約7億8000万円)を支払っている。アルビレックス新潟との契約に関する問題を抱えているホニだが、自身のキャリアで初めてとなるヨーロッパ挑戦は実現するのだろうか。