明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフォルタレーザECからFWロマリーニョの獲得にむけてすでにクラブ間交渉を開始しているようだ。23日、ブラジルメディア『Futebol Cearense』が伝えている。
現在27歳のロマリーニョは2013年にプロキャリアをスタートさせると複数のブラジル国内クラブを渡り歩き、2018年8月にフォルタレーザECへ加入。2020シーズンは前線の様々なポジションをこなしながら主力としてリーグ戦で31試合に先発出場していた。
ロマリーニョとフォルタレーザECの現行契約は2022年6月に満了を迎えるが、同選手の去就を巡っては横浜F・マリノスが獲得に興味を示しており、フォルタレーザEC首脳陣にコンタクトをとっている模様。ただ、日本の移籍ウィンドウが閉鎖まで残り約1週間となる中でもクラブ間合意には達しておらず、現在は合意に至る可能性を探っている段階にあるようだ。また、『Futebol Cearense』はフォルタレーザECが横浜F・マリノスに要求している移籍金が不明であると伝えている。
なお、横浜F・マリノスは今季のJ1リーグ開幕節で川崎フロンターレに敗れたものの、その後は攻撃陣が本来のパフォーマンスを発揮しており、5試合を終えて10ポイントを獲得している。新戦力のブラジル人FWエウベルがすでに公式戦で出場しているほか、ブラジル人FWレオ・セアラの獲得も決めている横浜F・マリノスだが、前線におけるさらなる選手層強化を図りたいようだ。
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