明治安田生命J2リーグの東京ヴェルディは昨年12月にDFクレビーニョが期限付き移籍期間満了により退団することを公式発表しているが、その背景についてブラジルメディア『COLUNA DO FLA』が29日に伝えている。
クレビーニョはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のCRフラメンゴの下部組織在籍時の2015年にブラジルU-17代表に選出されると、2017年にトップチーム昇格を果たしている。しかし、2019年までリーグ戦での出場機会はなく、同年夏に東京ヴェルディへ期限付き移籍により加入。移籍1年目はJ2リーグで13試合に出場していたが、昨季はわずか7試合の先発出場に終わっている。
東京ヴェルディは昨年11月の時点でクレビーニョを返却する意向をCRフラメンゴに伝えていた模様。また、同選手の契約には150万ドル(約1億6000万円)による買い取りオプションが付帯されていたものとみられるが、東京ヴェルディはこれを行使しなかったことになる。
また、クレビーニョはすでにCRフラメンゴのトレーニングに合流しているものの、出場機会を確保することが難しいため、すでに新たな所属クラブを探しており、クラブ首脳陣も同選手をレンタル、または完全移籍で放出する方向で調整しているようだ。
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