明治安田生命J2リーグのアビスパ福岡は22日午前、長谷部茂利監督が来季も指揮を執ることを公式発表した。
長谷部茂利はヴィッセル神戸の下部組織やトップチームのコーチをへて、2016年からジェフユナイテッド千葉・市原のコーチ、監督代行を務めると、2018年には水戸ホーリーホックの指揮官に就任。1年目こそ11位に終わったものの、昨季はJ1参入プレーオフへの出場権争いを演じていた。同クラブでの采配が評価される形で今季からアビスパ福岡を率いると、リーグ最少失点「29」という数字が物語るように強固な守備組織が光り、J2リーグを2位で終え見事J1昇格を果たした。
なお、アビスパ福岡はすでにMF鈴木惇やGKセランテスの退団を発表している。長年にわたりチームをけん引してきた中盤のプレーメーカーやラ・リーガの舞台に立った経験のある守護神がクラブを離れた中、4チームが降格するという厳しい条件のあるJ1リーグにおいて、長谷部監督はどのような采配を振るうのだろうか。
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