
ズラタン・イブラヒモビッチが2019年12月27日にミランに復帰したことで(2010年と2012年の間もここで所属していた)このチームの試合内容は良くなる一方だ。彼がピッチに立っているだけでロッソネーリ(ミランの愛称)は安心感を感じているようで、もっと自由にプレーできるようになった。(参照:イブラは「天からの贈り物」リーダーが加わり進化したミラン)
しかし、今のミランの活躍はイブラヒモビッチの影響によるものだけではない。ステファノ・ピオリ監督の指導によるものでもある。彼はこのチームに揃っていた選手をイブラヒモビッチを中心に活躍できるように、システムを整えたのだ。
2019年12月のミランを観戦した人はハカン・チャルハノールやサム・カスティジェホなどがこんなに素晴らしいパフォーマンスを見せる選手になるとは思わなかっただろう。
中でも、びっくりするほど別人のような活躍を見せているのはアンテ・レビッチだ。今日は彼について話す。

ジャンパオロ監督のミランにフィットできなかったレビッチ
レビッチは2019年9月2日にミランへ期限付き移籍した。しかし、その時は戦術を理解するのに最も重要なシーズン・オフのキャンプはすでに終わっていたため、チームにフィットすることは難しかった。
また、レビッチが最も得意としているポジションはウイングだが、2019年6月から10月の間にミランの監督であったマルコ・ジャンパオロのシステム(4-3-1-2)では必要とされないポジションだったのだ。
確かにレビッチはフランクフルト時代に(2016~2019年)セバスティアン・ハラーとルカ・ヨヴィッチのすぐ後ろで、トップ下としてプレーしたこともある。ジャンパオロはそのポジションでスソよりフィットする選手を探していたのは事実だ。
しかし、レビッチは適切なラストパスを出す技術を持っていない。フランクフルトでトップ下として起用されていたのは守備的な理由だったのだ。ボールを持ってない場面でレビッチはビルドアップするライバル選手に必死にプレスをかける役割があった。
その結果、ミラン加入後4ヶ月で179分しか試合に出場してないレビッチ。しかし現在は、チームに欠かせない存在となっている。
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