2020年の明治安田生命J1リーグが、2月21日にいよいよ開幕となる。今シーズンはどんな戦いとなるだろうか?
フットボール・トライブ・アジア編集部のクリシュナ・サドハナによる大胆なJ1ランキング予測を、ここで数回に分けて紹介したい。これから厳しい戦いに挑むJ1クラブを分析し、降格、カップ戦優勝、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)枠を含めて、シーズン終了後にはどのようなランキングとなるかを予測していく。果たしてどの予測が実現するかしないか。
もちろん、これはあくまでも予測であり、違う考えを持つサポーターも多いだろう。是非SNSやコメント欄を使ってご意見ください。
まずはランキング18位から14位までの予測をどうぞ。
18位:横浜FC(降格)
2019結果:J2、2位/2020注目選手:中村俊輔
2部から昇格した何れかのチームが、そのまま再び2部に降格する。これはまるで見えないルールのように、サッカー界の多くのリーグに起きることだ。これに当てはまるのが、横浜FCだと予測する。
横浜FCは、かつてのJリーグスターが集まる場所となった。三浦知良(52歳)、中村俊輔(41歳)、松井大輔(38歳)のようなベテラン選手が所属している。チームの平均年齢は28.4歳だが、下平隆宏監督は30歳以上のみの選手でスタメン構成することもでき、その場合の平均年齢は36.5歳ともなる。
もちろんベテランの経験はとても重要で、有益に働くこともあるだろう。しかし忘れてはならない。J1とJ2はペースが違うということを。彼らはJ1の長い戦いの中で良いコンディションをキープできるだろうか?
確かにベテラン選手を侮ってはいけない。例えば、カンバ大阪では遠藤保仁(40歳)が、川崎フロンターレでは中村憲剛(39歳)が、未だに素晴らしいパフォーマンスを見せている。しかし、それには若手選手とベテラン選手のバランスが重要だ。ベテラン選手の数が若手を上回る横浜FCには、そのバランスが見受けられない。
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