セリエA ローマ

ジェコ、ローマ残留の理由が明らかに「イカルディを待ってられない…」

エディン・ジェコ 写真提供:GettyImages

 ローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがローマとの契約を延長した理由を代理人が明かした。17日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が報じている。

 今シーズン終了後にローマとの契約を満了する予定だったジェコ。同選手は今夏の移籍市場で退団することが濃厚視されており、インテル(マウロ・イカルディ)、ナポリ(アルカディウシュ・ミリク)とのストライカーの三角移籍も噂されていた。

 しかし、ローマは日本時間17日にジェコと契約延長に至ったことを発表した。ジェコの子の決断の理由について、代理人は以下のように語っている。



エディン・ジェコ代理人

「彼と彼の家族の心にはローマがあった。エディンのような歴史を持つ選手は、ほかの誰かの決断を待っていられない。例えるなら、イカルディだね。

 私たちは話し合って、あなたはこの場所で愛されていると伝えた。確かに、一部のファンは侮辱的だったかもしれないが、クラブは彼を尊敬している。4日間にわたって更新のための話し合いを行い、昨日の夜に書類にサインした。

 チームメイト、監督、クラブ、ファンの全員が契約の更新を求めていることも、彼の決断に大きな影響を与えた。ローマのような大規模なクラブで重要だと感じれば、契約の更新に至るのは簡単なことだ」