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柴崎岳、最大1ヶ月半以上の離脱か。ヘタフェ会長がラジオ番組で明かした

 16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節バルセロナ戦で奇しくも負傷交代を強いられた日本代表MF柴崎岳だが、負傷期間は4から6週間ほどとなるようだ。ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が明かしている。スペイン『マルカ』が報じた。

 バルセロナ戦では豪快なボレーシュートを決め、一躍時の人となった柴崎だが、後半開始直後、左足の甲を痛めて交代していた。ヘタフェはいまだ検査結果を発表していないが、スペインのラジオ局『オンダ・セロ』の番組“エル・トランシストール”に電話出演したトーレス会長が柴崎の離脱期間に触れている。

 バルセロナはフランス代表FWウスマン・デンベレの負傷の原因にヘタフェのスタジアムのピッチ状態が劣悪であったことを指摘していた。しかし、トーレス会長はそれに反論し、そこで柴崎の名を挙げた。

 「ピッチは規則通りの状態だった。(バルセロナの指摘は)まるで私がスパイクなしでプレーすることを求めるのと同じだよ。ガクは1カ月か1カ月半の離脱を強いられる。バルサのある選手が踏みつけたためだ。彼が早く復帰することを願っている」

 ヘタフェは次節22日にセルタと対戦する。柴崎の現実的な復帰試合は、一ヶ月後のリーガ・エスパニョーラ第9節レバンテ戦以降となりそうだ。