ミランとインテルがホームスタジアムとして使用するスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)の安全性に疑問が生じているようだ。9日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
1926年に開場し、1956年、1989年の改修を経て現在まで使用され続けているサン・シーロ。その安全性に疑問の声が上がっている。
4月7日に行われたインテル対アタランタの一戦で振動が確認されると、4月27日のユベントス戦でも振動があったと証言されている。現地に言わせたサポーターからも不安の声が相次いでいるようだ。ただ、調査では安全性に問題はないとされている。
また、サポーターの証言によれば壁からコンクリートの破片が落下し、家族連れで観戦に来ていたサポーターは不安を感じ席を離れたようだ。手すりのズレなども確認されており、サポーターは昨シーズンはズレていなかったと証言している。
ミランとインテルが共同で新スタジアム建設の話し合いを進めているサン・シーロ。果たして、新スタジアムが完成するまで現サン・シーロは安全を維持できるのだろうか。
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