かつてオランダ代表やバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッドなどを率いていたルイ・ファン・ハール氏が監督業を引退することを発表している。現地時間11日、オランダのテレビ番組『VTBL』など複数メディアが伝えている。
ファン・ハール氏はかつて1994/1995シーズンにアヤックスでチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げたほか、バルセロナではラ・リーガ2連覇、バイエルンではブンデスリーガとDFBポカールの2冠を成し遂げている。
そして2016年まで率いていたマンチェスター・ユナイテッドではFAカップのタイトルを手にするなど約30年間に及ぶ監督キャリアで数多くのタイトルを手にしている。また同氏は2016年のユナイテッド指揮官解任後はフリーとなっていた。
ファン・ハール氏は『VTBL』において「私は今や年金受給者だ。テクニカルディレクターやテレビ解説者になる野心はない」とコメント。
そして同氏は「妻は22年前に自分の仕事をやめて、私が海外に行くときは常にサポートしてくれた。彼女には55歳になる時点で指揮官をやめるだろうと伝えていたものの、65歳まで続ける形になった」と語っており、正式に監督業引退を表明するとともに、これまで支えてくれた妻へ感謝している。
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