[2.24 女子FリーグPO決勝 神戸 4-5 さいたま オーシャン]
女子Fリーグは24日、プレーオフファイナル第2戦目を武田テバオーシャンアリーナで開催した。初日の第1戦を7-5で勝利した神戸にアドバンテージがあるなか、再び点の取り合いとなった両チームの激突は、5-4でさいたまが勝利したが、2戦合計で上回った神戸が2年目の女子Fリーグを制している。
前半3分、GKのロングスローがGK竹田祥子のキャッチミスを誘発し、さいたまがオウンゴールで先制した。さらに4分にもさいたまサイコロは、キックインからFP吉川紗代が1タッチシュートを決めて、2-0として2試合合計スコアで同点に追いつく。
勢いづくさいたまは、さらに5分にもFP小島英里奈からのパスをFP秋田谷美里がゴールに沈め、さいたまが3点リードとして試合をひっくり返した。
その後も主導権を握るさいたまは、6分に秋田谷が独走、GKと1対1になるが、ここはGK竹田に防がれた。神戸も7分に一度は自分たちの攻撃が相手GKに止められるが、そこから再びボールを奪い返し、FP藤田靖香が1点を返し、2戦合計で神戸がリードする。
8分にはさいたまが、相手のバックパスで間接FKを獲得。壁に当たったシュートが浮いたところを吉川がオーバーヘッド気味に決めて、さいたまが再びリードを奪う。
神戸もさいたまのゴール前までボールを運ぶが、なかなかさいたまのゴールを割れない。それでも11分には後方から攻め上がった日本代表FP江口未珂がミドルシュートを放つと、DFに当たったボールがゴールに決まり、2-4とする。
その後も両チーム、攻撃的に試合を進めたが得点は決まらず。このまま前半は終了した。
序盤から多くのゴールが決まった前半に対し、後半は両チームともなかなかネットを揺らせない。神戸は江口と若林、さいたまは秋田谷と筏井と2人組のコンビプレーでゴールを狙っていく。
10分以上、スコアが動かなかったが、試合を動かしたのは神戸だった。GKからのパスを受けた江口がボールを運び、ゴール前に縦パスを入れる。これを若林が1タッチで合わせゴールに決め、2試合目のスコアを3-4と1点差に詰め寄った。
その後も足の止まらない神戸は、13分に江口のミドルシュートが左ポストをたたく。しかし13分、さいたまは神戸のキックインをカットした秋田谷がシュートを決めて、再び2点差をつける。14分には、セットプレーから江口が左に流れながらシュートを決め、4-5とすぐに1点差に戻す。
逆転優勝のために2点が必要なさいたまは、残り2分から秋田谷をフライングGKにしてパワープレーを開始する。しかし得点は決まらずに2戦目は5-4で終了。神戸が2連覇を飾っている。
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