
MF坂元達裕(コベントリー・シティ/プレミアリーグ)
プレミア初ゴールで残留争いを制した
10月31日:プレミアリーグ第9節/コベントリー・シティ vs サンダーランド/コベントリー・ビルディング・ソサエティ・アリーナ(ホーム)/3-1
コベントリー・シティのMF坂元達裕は、サンダーランド戦にフル出場。前半17分、こぼれ球に反応し、ペナルティエリア手前から左足ダイレクトでゴール左隅に先制点を決めた。これがプレミアリーグ初ゴールで、日本人15人目の同リーグ得点者となった。クラブ公式がプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出。
地元メディア『CoventryLive』も8点をつけ、「今シーズン、これほど人気のある得点者はいないだろう」と絶賛。地元ファンからも「完全にふさわしい」と称賛の声が寄せられた。残留争い直接対決での勝利に大きく貢献し、代表招集へのアピールとなった。3戦連続先発となった今、継続的な活躍が求められる。

MF佐野航大(PSVアイントホーフェン/エールディヴィジ)
ボランチの位置からゴール前に顔を出す積極性が光る
10月31日:エールディヴィジ第11節/PSVアイントホーフェン vs ヴィレムII/フィリップス・スタディオン(ホーム)/7-0
PSVアイントホーフェンのMF佐野航大は、今夏加入後、リーグ戦で9試合連続先発出場を果たし、ヴィレムII戦で今季2点目を挙げた。5-0でリードした後半32分、股抜きのワンツーでFWリカルド・ペピとパスを交換し、エリア内でリターンを受けて冷静に右足で流し込んだ。攻撃の組み立てだけでなく、トランジションからゴール前まで進入する積極性が光った。
7-0の大勝に、かつて選手としてジェフユナイテッド市原でプレーした(1996~1997、1999)ピーター・ボス監督も「一番気に入っているのは、彼らが最後までやり遂げたこと」とチーム全体を評価し、佐野航の走力と判断力も光った。オランダの名門で欠かせぬ戦力となった23歳の成長はとどまるところを見せず、日本代表でも存在感を高める材料となった一戦となった。

MF松木玖生(サウサンプトン/EFLチャンピオンシップ)
2戦連続先制弾でプレミア昇格争いを牽引する存在
10月31日:EFLチャンピオンシップ第13節/サウサンプトン vs クイーンズ・パーク・レンジャーズ/セント・メリーズ・スタジアム(ホーム)/4-1
サウサンプトンのMF松木玖生は、クイーンズ・パーク・レンジャーズ戦に2試合連続で先発し、今季リーグ戦4ゴール目を記録した。前半11分、ボックス内で味方シュートのディフレクションに反応し、ゴールを背にした状態から鮮やかな反転。利き足ではない右足でファーサイドに突き刺す先制点を決めた。
現地のクラブ専門サイトも「自信に満ちあふれたプレイを披露している」「2桁得点という目標の半分近く」と称賛。直近の出場で得点を重ねる好調ぶりで、チームの2連勝に大きく貢献した。代表デビュー後もクラブで結果を出し続け、攻撃的MFとしての存在感を高めている。昇格争いの中で欠かせない存在になりつつある。

FW後藤啓介(フライブルク/ブンデスリーガ)
途中出場から劇的2ゴール!メディアも大絶賛
10月28日:DFBポカール2回戦/フライブルク vs ヴォルフスブルク/オイローパ=パルク・シュタディオン(ホーム)/3-2
フライブルクのFW後藤啓介は、ヴォルフスブルクとのDFBポカール2回戦に後半23分から途中出場し、わずか約25分間のプレーで8タッチ2ゴール。後半30分にCKから高い打点のヘディングで同点、後半アディショナルタイム(後半47分)にロングボールを完璧なトラップで収めてループシュートで決勝点を挙げ、逆転勝利に導いた。
ドイツメディア『Get German Football News』は両チーム単独最高の「9」をつけてMOMに選出し、「赤髪の魔術師」と絶賛。現地紙も「完璧なジョーカー」と称えた。チームメイトも「まるでアニメで…必殺技を繰り出すよう」と興奮し、SNSでも美し過ぎるループシュートが絶賛された。xG(Expected Goals/ゴール期待値)が0.53と低かった中での貴重な2得点が際立つ。出場時間が限られる中での爆発力は評価できる一方、ブンデスリーガ第8節のアウクスブルク戦でもベンチスタートとなり、0-1の後半17分、フライブルクのMF鈴木唯人に代わって出場すると、3分後に同点ゴールをアシスト。チームはその後も追加点を挙げて逆転勝利を飾ったが、スタメン定着への課題は残る。

FW塩貝健人(ヴォルフスブルク/ブンデスリーガ2部)
前半2ゴールで存在感。若手対決を盛り上げた
10月28日:DFBポカール2回戦/フライブルク vs ヴォルフスブルク/オイローパ=パルク・シュタディオン(アウェー)/3-2
ヴォルフスブルクのFW塩貝健人は、フライブルクとのDFBポカール2回戦に先発出場し、前半8分に裏抜けからの右足で同点弾、前半43分にCKからのヘディングで逆転ゴールを挙げて前半だけで2得点。今季初ゴールを含む活躍で、2部クラブながらも、1部クラブ相手に一歩も引かない試合を演出した。後藤が主役を演じた試合となったが、存在感は十分だった。
結果的に逆転されたが、本人は「持っていかれた感はある」と語りつつ刺激を受けたといい、現地でも21歳の日本人同士の競演として注目された。決定力と身体能力は光るが、最終的に敗れてしまった点は悔やまれる。2部でのコンスタントな出場を続ける中で、このような結果を残せれば代表での競争力を高められるだろう。

FW仲川輝人(FC東京/J1リーグ)
2試合連続2ゴールで暫定首位浮上に貢献。J1通算50得点を突破
10月31日:J1第13節/ファジアーノ岡山 vs FC東京/JFE晴れの国スタジアム(アウェー)/0-4
FC東京のFW仲川輝人は、ファジアーノ岡山戦に先発出場し、前半アディショナルタイム(前半49分)のヘディングで先制、後半2分に左足で追加点を挙げて2ゴール。前節の水戸ホーリーホック戦に続く2試合連続2得点となり、チームの4-0完勝と暫定首位浮上を牽引した。J1通算ゴールは50を超え、51に伸ばした。嗅覚の良さと冷静なフィニッシュが光り、ベテランの経験を活かしたプレーは評価できる。ただ、得点の多くが相手ミスやこぼれ球に絡む形だった点は、さらなる自発的なチャンス創出を期待したいところだ。代表争いでは、こうした結果が安定感の証明となる。
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