
2026/27明治安田J1リーグは8月23日までに第3節を消化。J1初挑戦の水戸ホーリーホックは、同節で京都サンガに3-1で快勝し、クラブ史上初のJ1勝利を記録した。
一方、17年ぶりのJ1復帰を果たしているジェフユナイテッド市原・千葉は、開幕から3連敗を喫するなど、早くも暗雲が立ち込めている。まだリーグが始まって序盤ではあるが、思うような結果が振るわないチームのサポーターからは、J2降格を心配する声も少なくはないはずだ。
さらに、開幕から3連勝と好調をキープする町田ゼルビアも、実はあるジンクスの”標的”になっているといい、サポーターの間で密かに話題となっている。
Jリーグには、J2降格にまつわるジンクスが存在していることをご存知だろうか。単なる都市伝説と片付けられないほど、不気味な的中率を誇るデータも少なくはない。ここでは、直近10シーズンのリーグデータに基づき、特に注目度の高い3つの降格ジンクスを徹底解説する。

1:昇格組を襲う「開幕5試合・勝ち点5」のジンクス
まずは、J1昇格組を襲うジンクスを紹介していこう。それは、「J1に昇格したクラブが、開幕から5試合の中で『勝ち点5』以上を獲得できなければ、そのシーズンは高確率で降格する」というものだ。
勝ち点5を稼ぐには「1勝2分け」や「2勝」といったスタートダッシュが必要であり、直近のシーズンでも、この初動の成否が運命を大きく分けている。
直近10シーズンで開幕5節時点で「勝ち点5未満」で最終的に降格したチームは、降格全22クラブ中16クラブが該当しており、その確率は72.7%と、このジンクスは決して無視できないデータである。該当する10シーズンの内訳は以下の通りだ。
- 2016シーズン:湘南ベルマーレ(勝ち点2)、アビスパ福岡(勝ち点2)
- 2017シーズン:アルビレックス新潟(勝ち点2)、大宮アルディージャ(勝ち点0)
- 2018シーズン:V・ファーレン長崎(勝ち点2)
- 2019シーズン:松本山雅(勝ち点4)、ジュビロ磐田(勝ち点3)
- 2020シーズン:レギュレーション上、降格クラブなし
- 2021シーズン:徳島ヴォルティス(勝ち点2)、ベガルタ仙台(勝ち点1)、横浜FC(勝ち点0)
- 2022シーズン:該当クラブなし
- 2023シーズン:横浜FC(勝ち点1)
- 2024シーズン:サガン鳥栖(勝ち点4)、ジュビロ磐田(勝ち点3)、北海道コンサドーレ札幌(勝ち点1)
- 2025シーズン:横浜FC(勝ち点4)、アルビレックス新潟(勝ち点3)
J1初挑戦の水戸は勝ち点4で7位と善戦、V・ファーレン長崎も勝ち点3で16位と未勝利ながらも1試合で勝ち点1を獲得しているペースであるため、このジンクスをクリアできる可能性は高いだろう。
一方で気になるのは、開幕3連敗で最下位に沈むジェフ千葉だ。J1全20クラブ中、未だリーグ無得点と非常に厳しい状況に置かれており、このジンクスに該当する可能性が最も高い。まずは、リーグ戦初ゴールと初勝利をもぎ取り、早急に悪い流れを断ち切りたいところである。
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