
清水エスパルス、ファジアーノ岡山、町田ゼルビア在籍歴のあるFWミッチェル・デュークは現在、オーストラリア1部マッカーサーFCでプレー。FIFAワールドカップ北中米大会オーストラリア代表への招集・落選に関わらず、2026年夏をもって代表を引退することを明かしている。
米メディア『ESPN』が報じたところによると、35歳のベテランストライカーは、トニー・ポポヴィッチ監督率いる代表メンバーに選出されるかどうかに関わらず、今大会をもって代表キャリアに終止符を打つ考えを明言した。
「これはラストチャンスだ。次のワールドカップを最後に代表を引退するつもりだ。次の世代に道を譲る時が来たからね。もちろんアジアカップもあるが、ワールドカップで終えられれば、もし選ばれればだが、自分の代表キャリアにとって最高の締めくくりになる」
代表通算50試合出場で13ゴールを誇るデュークは、2022年のカタール大会でも存在感を発揮。北中米W杯アジア最終予選のサウジアラビア戦で決勝点を挙げ、オーストラリアの6大会連続W杯出場を手繰り寄せた立役者でもある。しかし2025年10月を最後に代表戦から遠ざかっており、カナダ・アメリカとの親善試合では途中出場だった。
最後の舞台に立つべく、デュークは招集争いに向けて着実に結果を残している。直近のリーグ戦では2ゴール1アシストを記録し、チームを3-2の勝利へ導くなど、好調ぶりをアピール。5月に控えるメキシコとの強化試合も見据え、レギュラーシーズン残り3試合での継続的なパフォーマンスが選考の鍵になると自覚している。
「そうすればチャンスを最大化できる。自分としては後悔したくない」
招集争いのライバルとして立ちはだかるのは、ノリッジ・シティの若手FWモハメド・トゥーレと、キュラソー戦で5分間に2得点を挙げたネストリー・イランクンダ。熾烈なポジション争いの中にあっても、デュークはその状況を前向きに捉えている。
「若い選手たちに押し出される状況はむしろ歓迎している。競争相手ではあるがね。自分はまだ戦えるし、彼らと十分に競い合える。トゥーレを最高の状態に保つために競い合えるなら、それでいい。プレースタイルは違うが、互いに刺激し合いながらストライカーのポジション争いを高めていける」
食事管理(砂糖・カフェインの制限)やトレーニングの見直しを徹底した結果、現在がキャリアのピークだと自己評価するデューク。指揮官からの信頼も維持しており、強い自信をもって最後の挑戦に臨む姿勢だ。
「監督は今でも自分を信頼してくれているし、このレベルでまだやれると分かっている。誰よりも良いパフォーマンスを見せれば、チャンスは与えられるはずだ。落選しても、『全てを出し切った』と胸を張って言える」
Jリーグでのプレー経験が豊富であるがゆえに、日本のサッカーファンからも支持されているデューク。食生活の見直しなど、北中米W杯出場に向けて本人が最大限の努力をしていることは確かだ。
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