
2025シーズン限りで清水エスパルスと育成型期限付き移籍先の奈良クラブを退団したMF川谷凪は先日、ブラジルのパラナ・クルーベへ移籍。自身初の海外挑戦で、ブラジル人FWクリスティアーノ(元栃木SC、ヴァンフォーレ甲府、柏レイソル、V・ファーレン長崎所属)の古巣を選んだが、その新天地での生活や適応の様子が海外メディア『ge』によって伝えられている。
川谷は静岡学園高校時代に世代屈指の有望株として名を馳せると、2022年に清水へ加入。プロ1年目は清水で公式戦2試合の出場とプレータイムを確保できず、シーズン途中にいわきFCへ期限付き移籍。J3リーグ戦6試合でピッチに立ち、2023年にはファジアーノ岡山へレンタルしたが、同シーズンのJ2リーグ戦では1試合の出場に終わった。
清水復帰の2024シーズンも出場機会に恵まれず、2025年に奈良クラブへ武者修行。J3リーグ戦30試合の出場で3ゴールと結果を残したが、同シーズン限りで両クラブを退団し、新たな活躍の場を海外に求めた。
ブラジル『ge』によると、川谷はパラナ・クルーベ移籍、海外挑戦に至るまでの過程について、こう語ったという。
「ブラジルに興味があるかと聞かれたとき、すぐに“はい”と答えた。代理人がブラジルにコネクションを持っていて、このクラブを勧めてくれた。パラナには多くのファンがいて、温かい環境だと聞いていた。だからここに来て適応できることをとても嬉しく思っている」
プレースタイルのルーツについては、「試合の前にはネイマールのプレーを見て、ロナウドのスタイルにも魅了されていた」と、世界的スターへの憧れが大きい川谷。ブラジル挑戦にあたって、語学力を課題としているが、簡単な英語を使いながらコミュニケーションを図る中、指揮官からはポルトガル語を教わっているという。
「彼は“caralh”の意味を理解したがっていた。練習では“行くぞcaralh”、“いいぞcaralh”など、前に来る言葉によってポジティブにもネガティブにもなる。私たちはそれを彼に説明していた」と、パラナ・クルーべ指揮官は語っている。
現在、川谷はベンチ入りこそ果たしているものの、まだ出場機会は得ていない。それでもチームは州選手権で好調を維持しており、昇格争いの中でチャンス到来が期待される。
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