
アヤックスで日本代表DF冨安健洋とチームメイトのDF板倉滉は、ボルフスブルク移籍やボルシアMG復帰の可能性が取りざたされていたものの残留。板倉の残留により、リバプール所属MF遠藤航がアヤックスへ移籍する可能性も消滅した格好だが、板倉を残留させたアヤックスの決定に異論が湧き起こっている。
オランダ『フットボール・トランスファーズ』は14日に「アヤックスは板倉滉の数百万ドル移籍を拒否するというミスを犯す」という見出しのもと、同選手の残留劇を特集。ブンデスリーガ復帰の可能性があったことに触れた上で、「アヤックスはこれらのオファーを拒否。クラブはすでに主力MFのケネト・テイラーをラツィオへ約1700万ユーロで売却しており、これ以上の主力流出を避ける方針を取ったとされる」と、残留がクラブ側の意向だったことを伝えている。
その上で同メディアは、2月8日のAZ戦で板倉の出番が無かったことを「不可解だ」と指摘。くわえて、2025年夏に1050万ユーロ(約18億円)でボルシアMGから加入した板倉の推定移籍価値が1320万ユーロ(約24億円)に上昇しており、仮に売却していれば270万ユーロ(約5億円)の利益を得られた可能性があったとも分析。直近数試合で出場機会がない状況も踏まえて、「アヤックスは現実的な換金機会を逃した」と論じている。
アヤックスの補強については、オランダ『テレグラフ』が1月22日の時点で「アンカー(6番のポジション)が補強ポジションだ」として、ルーカス・トレイラ(ガラタサライ)、エドソン・アルバレス(フェネルバフチェ)、マヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド)、クリスティアン・ノアゴール(アーセナル)、遠藤のリストアップを報じていた。
一方、センターバックを本職とする板倉は2025年11月以降アンカーでのプレーが続いているものの、低調なパフォーマンスに終始することも。オランダ『サッカーニュース』は「クラブ幹部が直近の公式戦でのパフォーマンスに不満を抱いている」「アンカーで機能しないとなれば、放出候補に含まれる」と伝えていたが、結局移籍は実現しなかった。
この板倉の残留により、アンカーの補強も白紙に。リバプールで出場機会を得られていない遠藤を獲得する可能性も消滅した格好だ。
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