
浦和レッズ元幹部の西野努氏は2025シーズン限りで横浜F・マリノスのスポーツダイレクター(SD)を退任。先日、アビスパ福岡の代表取締役社長に就任したが、本人がその裏側の一部を明かしている。
西野氏は30日に自身のブログ『西野塾』を更新。「あらたな挑戦にむけて」と題したブログ記事では、「たくさんの激励、そして、「おめでとうございます」というメッセージをもらっています。一方、全く返答できてないので、ほんとすみません。ここで、まるっとそのたくさんのメッセージへの返答をしてしまいます」と切り出して、以下のように綴っている。
「クリアに返答できない理由は二つあって、一つは、「おめでとうございます」というお言葉を、直に、有り難くもらえる心境ではないということ。(ただ、その激励のお気持ちはほんとうに有り難く受け取っています。感謝しかありません)いろいろ考えると、大変だなあというイメージしかない。でも、やらないといけないという根拠のない責任感もある。この不安と期待と責任感とが入り交じっている感情をどう表現してよいのかはわからん。けど、すくなくとも、「おめでとう」ではない」
「もう一つは、まったく縁のなかった土地とクラブ。そのクラブに飛び込もうと思ったきっかけが、(自分が勝手に感じた)「縁」だったということ。人生とは不思議なモノで。「縁」なんてものは、その当人がどう感じるかどうかだけの話しであって。でも、いままでの人生、自分はこの「縁」が人生の岐路でいつも決断の根拠だった」
「計画なんてまったくなかった。キャリアプランとか、はずかしくて全く説明できない。というか、ほぼない。でも、今回は、「縁」を強烈に感じてしまった。やるしかないと思った。思えた。ということで、この新たなチャレンジに、全身全霊捧げようと思ってます。1年後、2年後に、この今の自分をどう振り返っているのか?楽しみだわ」
福岡は新シーズンへの始動を前に、金明輝監督が退任。サガン鳥栖下部組織監督時代にパワーハラスメント(パワハラ)行為が認定されたことで話題を呼んでいた同監督は、福岡でも同様の行為に及んでいたとみられる。
この事案を受けて、クラブは結城耕造社長、川森敬史会長、立石敬之副社長ら関係者を処分。浦和、横浜FMで確かな手腕を発揮し、福岡行きの理由のひとつに「縁」を挙げた西野氏による再建が期待される。
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