
マルセロ・ヒアン(FW・FC東京)
2025シーズン、得点力不足に悩むFC東京でチームトップの8得点(第36節終了時点)を挙げたブラジル人FWマルセロ・ヒアン。2024シーズンにJ2降格したサガン鳥栖からFC東京へ期限付き移籍で加入し、期待通りに活躍。10月14日の練習で右太もも裏を負傷し、全治4~6週間と診断され事実上シーズン終了となった。鳥栖との本契約が今季で満了となるため、FC東京への完全移籍が注目される。
一方で海外移籍の可能性も報じられており、ブラジル紙『Lance!』によればメキシコの名門UNAMプーマスが鳥栖と交渉中だったようだ。来日3年半でJリーグ適応力を示した23歳の若手で、市場価値は80万ユーロと上昇中。海外からのオファー次第では日本に残らない可能性もある。

マテウス・ブエノ(MF・清水エスパルス)
J1復帰初年度の2025シーズン、ブラジル3部に降格した古豪グアラニFCから清水エスパルスに完全移籍したMFマテウス・ブエノ。累積警告で欠場した1試合を除き、リーグ戦全試合にスタメン出場。中盤でのボール奪取力と冷静なゲームメイクで、チームのJ1残留に貢献した。契約は2027年6月までだが、資金力のある他クラブが移籍金を払ってでも獲得に動く可能性がある。
清水にとっては欠かせない存在だが、市場価値は60万ユーロと手頃。母国ブラジルや欧州・中東から破格オファーが届く可能性もある。ブエノはポルトガルのジル・ヴィセンテでの欧州経験(2021-2023)もあり、27歳と脂の乗った年齢で、欧州からの関心は現実的だ。

ラファエル・エリアス(FW・京都サンガ)
2024年にブラジル・クルゼイロから京都サンガへ期限付き移籍、2025年1月に完全移籍したFWラファエル・エリアス。J1リーグ戦25試合で16得点(第26節終了時点)を挙げ、ハットトリックも2度達成した。契約は2027年6月までで、市場価値は250万ユーロと高く、獲得競争に加われるのは欧州や中東クラブに限られるという見立てもある。
本人は日本での生活に満足しているようで、プライベート写真も積極的に発信するインスタグラムでの発信も積極的。日本代表入りを視野に帰化申請を検討しているとされ、26歳のゴールハンター獲得を目指すJクラブが現れる可能性もある。
これらの選手の移籍は、Jリーグ全体の競争力を高める要因となる。特に今オフは、J史上唯一と見込まれる“0.5シーズン”の百年構想リーグを挟むため、クラブはこれを“お試し期間”として活用する可能性がある。外国籍選手に限らず日本人選手の移籍も活発化すると見られ、下位クラブにとっては戦力維持、資金力のあるクラブにとってはある程度“賭け”の補強が可能となる。未知のストーブリーグが、今オフ幕を開けようとしている。
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