
セルティック所属FW前田大然は、10月に行われるキリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)のパラグアイ戦、ブラジル戦に向けての日本代表に招集された一方、所属先で不振に。2025年夏の移籍が阻止されたことでも話題を呼んでいるが、選手サイドとクラブの関係は冷え切っているという。
英メディア『フットボール・インサイダー』は10月3日に前田の去就を特集。「彼は依然としてセルティック退団、プレミアリーグ移籍を検討している」と伝えているが、ブレンダン・ロジャーズ監督の意向についてはこう綴っている。
「ロジャース監督は、移籍市場での意思決定をめぐりクラブ幹部と対立。前田をはじめスター選手を失うことを嫌がっている。さらなるタイトル獲得を目指す上で、彼が重要な選手であることから、シーズンなかばの移籍を阻止することを計画している」
この指揮官の計画をもとに、同メディアは「前田がセルティックを去る可能性としては、夏の方が高い」と指摘。「2025年夏に移籍を許可されなかった前田のもとには、プレミアリーグの複数クラブからオファーが届いている」と伝えたが、同選手の不振が続く中、一部では「セルティックと前田の関係は破綻した」と報じられている。
なお、英メディア『セルティックスター』が伝えたところによると、前田は2025年8月にブンデスリーガ所属クラブと個人合意に達していた模様。移籍が破談した後は、スコットランド1部リーグ戦で1ゴール2アシスト、欧州カップ戦4試合でゴールなしと苦しんでいる。一部でエバートン移籍の可能性も報じられている同選手の今後が心配される。
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