
MFマテウス・ブエノ(清水エスパルス)
今季3シーズンぶりにJ1で戦う清水エスパルス。そんな清水が前半戦をトップハーフで折り返せたのは、今冬ブラジルのグアラニより加入した新戦力MFマテウス・ブエノの働きによるところが大きい。ここまでリーグ戦は全試合にスタメン出場。昨季チームに加入したMF宇野禅斗と多くの試合でボランチを組み活躍している。
対人守備の安定感はもちろん、豊富な運動量と前方へのボール供給意識の高さが大きな魅力。効果的なボールを前線のMF乾貴士らに供給し、攻撃面での貢献度も光る。後半戦もキーマンの1人として活躍が期待されている。

MF渡邊凌磨(浦和レッズ)
大型補強を行いながらも今季は開幕から4戦未勝利と苦しんだ浦和レッズ。そんな浦和の復調に一役買ったのがMF渡邊凌磨だ。第7節のセレッソ大阪戦で今季初ゴールを挙げると、続く第8節の清水戦ではGKも棒立ちの鮮やかなミドルシュートで得点をマーク。前半戦でチームトップの6ゴールを挙げる活躍を見せた。
キックの質の高さが大きな魅力。ゴールだけでなく、チャンスメイクでもキーマンとなれるキック精度を誇る。他クラブと異なり、まずはFIFAクラブワールドカップに集中することになる浦和だが、シーズン後半戦も上位争いを繰り広げるため、渡邊のさらなる活躍に注目したい。

MF北野颯太(セレッソ大阪)
今季J1の中で、最も名声を高めた選手はセレッソ大阪のMF北野颯太ではないだろうか。昨季までは必ずしもスタメンでの出場機会は多くなかったが、アーサー・パパス監督の下で新たなスタートを切った今季は開幕からスタメン出場。その開幕戦では、ガンバ大阪との“大阪ダービー”でいきなり2ゴールを挙げるなど違いを見せつけた。
その活躍ぶりから、今夏、オーストリアの名門レッドブル・ザルツブルクへの完全移籍が決定した北野。移籍前のラストマッチ、第19節清水戦でも2つのアシストをマークするなど攻撃面での存在感は変わらず、海外挑戦に相応しい様を見せつけてサポーターへの挨拶も済ませた。後半戦、Jリーグでそのプレーが見られないことは極めて残念だが、海外挑戦を経て日本代表として帰ってくることを期待したい。

FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
首位・鹿島アントラーズのエースFW鈴木優磨は、今季も安定感抜群の活躍を見せている。ここまで全試合にスタメン出場し、5ゴールと3アシストでいずれもチーム2位をマーク。昨季までと同様、攻撃の重要な歯車の1つとして役割を果たしている。
昨季まで2年連続二桁ゴールを記録していることからも分かる通り、高い決定力も魅力だが、チャンスメイクの質の高さもまた大きな魅力。丁寧かつ華麗なパスから決定機に絡む場面を今季も多く作っている。昨季と比べペースはやや遅れているものの、後半戦も多くの得点に絡む活躍を見せることは間違いない。

FWラファエル・エリアス(京都サンガ)
2024シーズンの前半戦では19位と降格圏で折り返し、残留争いに巻き込まれた京都サンガ。しかし、後半戦で巻き返して残留を果たし、心機一転臨んだ今季はここまで3位と上位で折り返しを迎えている。そんな昨季後半からの好調を演出した選手がFWラファエル・エリアスだ。昨年6月にチームへ加わると15試合11ゴールと圧巻の活躍を示し残留の立役者に。完全移籍へと移行した今季もここまで8ゴールと好調だ。
高い得点力は間違いなくJリーグでも屈指の存在。残念ながら第18節で負傷交代となったが、復帰後はまた京都自慢の攻撃陣を牽引する働きを見せてくれることだろう。

FWレオ・セアラ(鹿島アントラーズ)
昨季はセレッソ大阪で21ゴールを挙げ、FWアンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)と得点王争いを演じたFWレオ・セアラ。今季は鹿島アントラーズへと移籍し、ここまで12ゴールと得点ランキングトップの活躍で現在首位を走る鹿島の攻撃を支えている。かつて横浜F・マリノスからC大阪へと活躍の場を移したとき同様、環境の変化にも柔軟に対応できるストライカーであることを改めて証明した。
178cmと際立って高さがあるわけではないが、身体能力が高く空中戦でも強さを発揮できる。前半戦では数試合の欠場もあったが、後半戦でフル稼働が叶えばこのまま得点王への道を走ることは間違いない。チームの優勝、そして個人タイトル獲得に向けて後半戦で最も注目の点取り屋だ。
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