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宣伝効果抜群!?熱心なJクラブのサポーター芸能人まとめ

谷原章介 写真:Getty Images

谷原章介(俳優・司会者)/町田ゼルビア

数多くの映画やテレビドラマ、CMに出演している上、過去には集英社『MEN’S NON-NO』の専属モデルを務め、朝日新聞ではコラムの連載を持ち、フジテレビの情報番組『めざまし8』のキャスターを務めるなど多才な面を持つ谷原章介氏は、横浜市育ちながら生まれが町田市だった縁で、地域リーグ時代からの町田ゼルビアのサポーターだ。

町田は1989年に創設(当時の名称は「FC町田トップ」)され、1991年の東京都4部リーグ参入から33年掛かりで、2024年、J1に上り詰めた。現時点で最下位カテゴリー(都道府県リーグ4部)から最上位カテゴリー(J1)まで経験した唯一のクラブでもある(松本山雅の前身「山雅クラブ」の場合、1975年発足の北信越リーグからの参戦だったため、長野県リーグを経験していない)。

株式会社サイバーエージェントがクラブの経営権を取得したのは2018年のことだが、谷原氏はそのずっと前から応援を続け、一度J2からJFLに降格した苦渋も味わっている(2013シーズン)。現在の町田の姿を見て最も隔世の感を抱いているサポーターの1人だろう。

2019年から2020年までAbemaTVで配信された、サッカークラブ育成ゲーム『プロサッカークラブをつくろう!(通称「サカつく」)』をもじったリアリティーショー『FC町田ゼルビアをつくろう~ゼルつく~』のメインMCを務め、J2優勝を果たした2023年にはパレードのサプライズゲストとしても登場した。


常田真太郎 写真:Getty Images

常田真太郎(スキマスイッチ)/川崎フロンターレ

音楽ユニット「スキマスイッチ」でピアノ、コーラス、オルガン、トータルサウンドトリートメントを担当する常田真太郎氏。サッカー漬けの中学生時代を送ったが、名古屋出身とあって一見、川崎フロンターレとは何の縁もないようにも見える。

そんな両者を引き合わせたのが川崎のバンディエラ、元日本代表MF中村憲剛(現川崎Fリレーションズ オーガナイザー)との出会いだ。対談企画をきっかけにプライベートでも交友関係が生まれ、同じく音楽ユニット「SHISHAMO」とも組んで中村の引退記念曲「天才の種」を制作し、花道を彩った。

2020年の中村引退後もクラブとの縁は引き継がれ、川崎のサポーター団体「川崎華族」に応援歌を提供している常田氏。同曲は東急東横線・武蔵小杉駅の発車メロディーにも採用されている。クラブ愛が強いが故に住まいを川崎に移したほどだ。

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名前:寺島武志

趣味:サッカー観戦(Jリーグ、欧州5大リーグ、欧州CL・EL)、映画鑑賞、ドラマ考察、野球観戦(巨人ファン、高校野球、東京六大学野球)、サッカー観戦を伴う旅行、スポーツバー巡り、競馬
好きなチーム:Jリーグでは清水エスパルス、福島ユナイテッドFC、欧州では「銀河系軍団(ロス・ガラクティコス)」と呼ばれた2000-06頃のレアルマドリード、当時37歳のカルロ・アンチェロッティを新監督に迎え、エンリコ・キエーザ、エルナン・クレスポ、リリアン・テュラム、ジャンフランコ・ゾラ、ファビオ・カンナヴァーロ、ジャンルイジ・ブッフォンらを擁した1996-97のパルマ、現在のお気に入りはシャビ・アロンソ率いるバイヤー・レバークーゼン

新卒で、UFO・宇宙人・ネッシー・カッパが1面を飾る某スポーツ新聞社に入社し、約24年在籍。その間、池袋コミュニティ・カレッジ主催の「後藤健生のサッカーライター養成講座」を受講。独立後は、映画・ドラマのレビューサイトなど、数社で執筆。
1993年のクラブ創設時からの清水エスパルスサポーター。1995年2月、サンプドリアvsユベントスを生観戦し、欧州サッカーにもハマる。以降、毎年渡欧し、訪れたスタジアムは50以上。ワールドカップは1998年フランス大会、2002年日韓大会、2018年ロシア大会、2022年カタール大会を現地観戦。2018年、2022年は日本代表のラウンド16敗退を見届け、未だ日本代表がワールドカップで勝った試合をこの目で見たこと無し。
“サッカーは究極のエンタメ”を信条に、清濁併せ吞む気概も持ちつつ、読者の皆様の関心に応える記事をお届けしていきたいと考えております。

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