日本代表W杯最終予選とルヴァン杯同日開催。元選手の意見に賛否「不都合多そう」

　YBCルヴァンカップ1stラウンド1回戦が3月20日に開催。FIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選・日本代表対バーレーン代表キックオフの数時間前に行われたが、この同日開催に関する女子日本代表（なでしこジャパン）OBのSNS投稿が話題を呼んでいる。

　岩渕真奈氏はルヴァン杯の試合中にXを更新。「代表の試合の日程とその他の試合が被るのってどうなのー。サポーター的にもメディア的にも不便不都合が多そう」と複雑な心境を覗かせると、「ちょっと前に女子でもあったけど、代表戦の日はみんなで代表を応援しようってしたい」「日本の代表なんだから！！」と、日本代表戦のみの開催を望んでいる。

　また、同氏は「あくまで個人的な意見」と前置きした上で、「なでしこジャパンの日は開催地区の小中高全部のサッカー休みにしてみんなで応援に来てほしい！！！笑」「現地で見るから感じれる事って絶対あると思うんですー。サッカー協会と地域の協会が協力できたりしないのかなーって」と綴っている。

　この投稿には、賛否含めて様々なコメントが殺到。日本代表戦のみの開催が適切との意見がある一方で、キックオフ時刻が日中と夜で棲み分けられていることを理由に、問題視しないという声も。日本代表戦に興味がないファンなど、一部から「共感できない」といった厳しいメッセージも寄せられているが、岩渕氏の意見発信そのものを歓迎する声も散見される。

　この同日開催を巡っては、奈良クラブ対FC東京、ヴァンラーレ八戸対アルビレックス新潟のアウェイ側で「Jと代表の同日開催 本当にこれで良いのか？」と書かれた横断幕が掲出。横断幕の内容に対しても、否定的な意見を含めて様々な声が寄せられている。