
フェデリコ・レドンド(インテル・マイアミ)
アルゼンチン出身のMFフェデリコ・レドンドは、スペインの強豪レアル・マドリード等に在籍した伝説的なフェルナンド・レドンド氏(2004年引退)の息子だ。インテル・マイアミが2024年初めにアルゼンチンのアルヘンティノス・ジュニアーズから獲得したのは見事と伝えられた。MLSでの最初のシーズンは15試合のみの出場ながら、ボールキープ力やパスセンスの面で早くもその才能を発揮している。
アルゼンチンのユース年代の選手の中でも評価が高く、2020年にはプロデビュー前にも関わらず、UKメディア『ガーディアン』が選出した「期待される次世代の若手選手」60名に名を連ねたレドンド。将来的には、アルゼンチン出身の選手が多く活躍するラ・リーガへの移籍が理想的に思えるが、どのように羽ばたくのか、今後の動向に注目すべき選手の1人だ。

ディエゴ・ルナ(レアル・ソルトレイク)
世界のサッカーファンにはあまり知られていないであろう。カリフォルニア生まれのMFディエゴ・ルナは、2022年にMLSのレアル・ソルトレイクのトップチームに昇格。2024年にはアメリカ代表の初キャップも獲得し、今後同国を背負う逸材として期待され着実に成長を続けている現在21歳の選手だ。
2024シーズンは公式戦36試合に出場し9ゴールと8アシストを記録し、MLSのヤングプレーヤー・オブ・ザ・シーズンに選出されたルナ。そのパフォーマンスを受けて、イングランド2部で日本代表MF田中碧も所属するリーズ・ユナイテッドが興味を示していると報道された。もしリーズが1月の移籍期間に契約を結びたいなら、迅速に動く必要があるかもしれない。

ルチアーノ・アコスタ(シンシナティ)
アルゼンチン出身のMFルチアーノ・アコスタは、同国の名門ボカ・ジュニアーズでユースからトップチームに昇格し、2014年から2015年までプレーした。30歳となりベテラン選手の領域に入っているが、これまでその才能を正当に評価されてきたとは言い難い選手かもしれない。
2023シーズンのMLSのMVPであると同時に、4度のMLSベスト11(2018、2022、2023、2024)に選出されているアコスタ。同リーグのD.C.ユナイテッド在籍時(2016-2019)にはイングランドのレジェンドであるFWウェイン・ルーニー(2021年引退)と見事なコンビを組み、メキシコのアトラス(2020–2021)に移籍してさらに活躍の幅を広げ、経験を積んだ。現在キャリアの全盛期といっても過言ではなく、欧州5大リーグでも輝かしい活躍を見せてくれると考えているサポーターは間違いなく多いはずだ。
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