ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、”ミリトンタイプ”の新CBを探す?トッテナムDFファン・デ・フェンに注目

ミッキー・ファン・デ・フェン 写真:Getty Images

 スペイン代表DFダニエル・カルバハルとブラジル代表DFエデル・ミリトンが今季絶望の長期離脱を強いられているレアル・マドリード(スペイン1部)は、1月の移籍市場もしくは来夏に守備の強化に動く可能性が取り沙汰されている。

 スペイン『レレボ』によれば、今夏にスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが退団し、U-21フランス代表DFレニー・ヨロの獲得に失敗したマドリードは、若手有望株でスピードがあり、対人守備と空中戦に強いミリトンタイプの特徴を持った選手を探しているという。

 オーストリア代表DFダビド・アラバの復帰とカスティージャ登録のスペイン人DFラウール・アセンシオが台頭したことからセンターバックの補強を急いでいないというマドリードだが、良い機会があれば来夏にも獲得に動く可能性があり、トッテナム・ホットスパーのオランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(23)に興味を持っているという。

 下部組織時代からプレーしたフォレンダム(オランダ1部)でプロキャリアをスタートさせたファン・デ・フェンは、ボルフスブルク(ドイツ1部)でのプレーを経て、2023年夏にトッテナムへ加入。足の速さを活かした広大な守備範囲などを武器に今季はプレミアリーグ9試合で2アシストを記録しているが、現在は負傷離脱している。

 しかし、トッテナムがオランダ代表DFに関して要求する高額な移籍金が障壁になる模様。マドリードが求めている選手像に合致し、非常に魅力的なオプションだが、現時点では難しいオペレーションとみられている。