中国2部の遼寧鉄人(遼寧瀋陽城市)に所属するMF邦本宜裕は、浦和レッズ下部組織やアビスパ福岡、韓国1部・全北現代在籍時に問題行動で度々話題に。今度は健康保険料滞納問題で批判を浴びている。
韓国メディア『聯合ニュース』が12月27日に伝えたところによると、邦本は全北在籍時の2021年12月から22年7月まで、8か月分の健康保険料3130万ウォン(約340万円)を滞納。同国の国民健康保健公団は国民年金、健康保険、雇用保険、労災保険の高額滞納者のリストを公表しているが、その中に同選手の名前も記載されているという。
この滞納発覚に、韓国国内では「邦本は問題行動ばかり」「邦本はカネ払え」といった声が。全北在籍時に飲酒運転で問題を起こしたという印象が強いだけに、同国のサッカーファン等からの批判が相次いでいるという。
現在27歳の邦本は、浦和の下部組織時代から頭角を現していたが、素行不良により退団。2017年5月には、クラブ内の秩序を乱す行為があったとして福岡と契約解除。そして2022年7月には、飲酒運転により韓国の警察当局に逮捕され、全北退団に追い込まれた。
全北退団後、ポルトガル1部カーザ・ピアACで日本代表MF相馬勇紀(現町田ゼルビア)とともにプレーしていた邦本だが、その相馬にレギュラーを明け渡すと、2023年夏にマレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムFCへ移籍。2024シーズンから遼寧でプレーしているが、中国メディア『新浪』は同選手の遼寧加入時に「彼は日本の悪役」と揶揄していた。
コメントランキング