2024シーズンに明治安田J3リーグで優勝し、来2025シーズンJ2リーグへ復帰するRB大宮アルディージャ。同クラブに所属するU-19日本代表DF市原吏音の獲得に、J1、J2の多くのクラブが動いているという。
関係者によると、市原には既に複数の正式オファーが届いているが、本人は小学生から在籍している大宮への思い入れは強く、残留の可能性も高いようだ。なお、市原は高校3年生だった2023年のオフにもJ1やJ2、大学など、複数の選択肢がある状況の中、同クラブのトップチーム昇格を決断している。
市原は大宮のジュニア、ジュニアユース、ユースへ進み、高校3年生だった2023年7月12日に行われた天皇杯3回戦のセレッソ大阪戦でクラブ史上最年少(18歳と5日)でトップチームデビュー。同7月16日には、J2リーグ第26節の栃木SC戦スターティングメンバ―に名を連ね、リーグ戦初出場も果たした。2024シーズンはセンターバックのレギュラーとしてJ3で31試合に出場し、1年でのJ2復帰とリーグ優勝に大きく貢献している。
大宮は来季の新戦力として京都サンガからMF谷内田哲平、横浜FCからブラジル人DFガブリエウ、カターレ富山からMF安光将作を獲得。また、2024年にジュビロ磐田から期限付きで加入していた元日本代表FW杉本健勇、ヴィッセル神戸から育成型期限付き移籍の泉柊椰が完全移籍となることも決定した。
レッドブル・グループの一員となった大宮だが、2025シーズンはJ2でどんな戦いを見せてくれるのだろうか。市原の去就と共に注目していきたい。
コメントランキング