J1昇格組である清水エスパルスは、MFルーカス・ブラガの退団が確実と報じられるなか、ブルガリア1部PFCスパルタク・ヴァルナからブルガリア代表FWアフメド・アフメドフを獲得する模様。欧州複数クラブとの争奪戦を制したという。
現在29歳の同選手は、身長184cmで左利きのストライカー。ブルガリア国内の複数クラブを渡り歩く中、2023年7月からヴァルナでプレー。加入1年目の2023/24シーズンに2部リーグで21ゴール7アシストと無双すると、2024/25シーズンもここまで1部リーグ戦全19試合スタメン出場で16ゴールと、リーグ得点ランキングでトップに。2024年9月にブルガリア代表デビューを飾るなど、国内屈指の点取り屋として注目を浴びている。
ブルガリアメディア『Dスポーツ』は12月19日、ヴァルナの去就について「ポーランド、ハンガリー、ルーマニア、トルコ国内クラブからオファーが届いた。しかし、彼は日本でのプレーを望んでいる」とリポート。「清水移籍で合意に達したとみられ、数日以内に正式決定する可能性がある」と伝えているが、『Sportal』によると移籍金は25万ユーロ(約4000万円)だという。
清水の攻撃陣では、FW北川航也とFW郡司璃来が2025シーズンの契約を更新。元日本代表乾貴士も残留がほぼ確実とみられる一方、J2リーグで8得点のルーカスは期限付き移籍期間満了によりサントスへ復帰する見込みだ。
そのルーカスの買い取りオプションの設定額について、ブラジル国内では150万ドル(約2億2000万円)と報じられている。『Dスポーツ』の報道内容と照らし合わせると、ルーカスの買い取りオプション行使に必要な金額のわずか5分の1でアフメドフを獲得する可能性も考えられる。
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