韓国1部・光州FC所属のアルバニア代表FWヤシル・アサニは、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の舞台で躍動。一部でJリーグ移籍の噂が飛んでいる。
現在29歳の同選手は、身長175cmで左利きのアタッカーであり、北マケドニア、アルバニア、スウェーデン、ハンガリー国内クラブを渡り歩いた後、2023年1月に光州へ移籍。加入1年目から韓国1部リーグ・プレーオフあわせて33試合の出場で7ゴール3アシストをマークしている。
また今季はコンディション不良や欧州選手権(EURO2024)のアルバニア代表招集により、シーズン前半戦はほぼ全試合メンバー外だったが、7月下旬以降は再び攻撃陣の中心選手として活躍。右サイドを主戦場に、リーグ戦8試合のスタメン出場で3ゴールを奪うと、ACLEではここまでスタメン出場5試合で7ゴール1アシスト。9月17日の横浜FM戦でハットトリックを達成すると、10月1日の川崎戦では決勝ゴールを挙げた。
日本勢相手に結果を残しているアサニだが、早くもJリーグクラブから熱視線を浴びている可能性が。アジアサッカーの情報を専門に扱う『Dario Focardi』は12月10日、同選手に関心を寄せているクラブに横浜FM、ヴィッセル神戸、韓国1部・全北現代を挙げた上で、「光州FCはKリーグの財政的フェアプレーを遵守するためにも、現有戦力の売却に迫られている。アサニを獲得するには15億ウォン(約1億5900万円)が必要だ」と伝えている。
なおドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、アサニと光州FCの契約期間は2025年12月までであり、同選手の市場価値は120万ユーロ(約1億9100万円)だという。ACLEやEUROで実力を証明しているだけに、多くの日本のサッカーファンはJリーグでも通用するだけの能力は秘めていると評価しているはずだ。
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