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浦和退団報道の裏で…タイ代表エカニットにC大阪移籍浮上?

エカニット・パンヤ 写真:Getty Images

 タイ代表MFエカニット・パンヤには2024シーズン限りで浦和レッズを期限付き移籍期間満了により退団するとみられているが、タイ1部ムアントン・ユナイテッドへ復帰した後にBGパトゥム・ユナイテッドへ移籍する可能性が浮上。くわえて、2025シーズンもJリーグでプレーするシナリオも考えられるという。

 現在25歳の同選手はムアントンで主力選手として活躍すると、2023年5月に当時チームメイトだったMFウィーラテップ・ポンパーン、MFジャルンサック・ウォンコーンとともに浦和の練習に参加。トレーニングでのパフォーマンスが評価され、同年7月にムアントンから浦和への期限付き移籍が正式決定。来日1年目の2023シーズンは、リーグ戦5試合の出場でノーゴールという結果に終わったが、期限付き移籍期間延長により残留した。

 2024年1月にはAFCアジアカップに臨むタイ代表の招集を辞退し、浦和の沖縄キャンプへ参加するなど、所属クラブでの出場機会確保へ意欲を見せていたが、今季はリーグ戦でのスタメン出場がわずか1試合。7月6日のJ1第22節・湘南ベルマーレ戦を最後に出番がない。

 そんなエカニットの去就について、タイメディア『ball thai』は11月12日、パトゥムがムアントンに移籍金3000万バーツ(約1億3300万円)を支払って獲得する可能性があると報道。記事では「パトゥムはセレッソ大阪などのパートナーシップ提携先のクラブとの交渉を試みている。しかし交渉が成立しない場合、エカニットはパトゥムの一員としてプレーすることになる」と、Jリーグ他クラブでプレーする可能性も指摘されている。

 パトゥムとC大阪は、2012年にパートナーシップ契約を締結。これまでタイ代表MFチャウワット・ウィーラチャートが2度C大阪へ期限付き移籍したほか、2023年にはDF丸橋祐介(現サガン鳥栖)がC大阪からパトゥムへレンタル移籍していた。