日本代表DF冨安健洋も所属するプレミアリーグのアーセナルは、現地11月6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でセリエAのインテルに0-1で敗れる不運に見舞われた。その試合で見られたアーセナルに所属するベルギー代表のFWレアンドロ・トロサールのパフォーマンスから、アーセナルのミケル・アルテタ監督は彼を外す決断を下すべきだろうとの見解が巻き起こっている。
試合結果や選手の統計データを提供する『SofaScore』によると、トロサールはこの試合82分間のプレーで枠内シュートは0、ボールを8回も失い、キーパスはわずか2本にとどまった。このようなパフォーマンスでは、アルテタ監督が求める「CLとプレミアリーグでの両立」を支えるには不十分だとUKメディアは指摘した。
同選手のパフォーマンスを受けて、新たなストライカーの獲得を検討すべきだとの声も。例えば11月2日にリーグ第10節ニューカッスル・ユナイテッド戦(0-1)で得点をあげ注目を浴びたFWアレクサンデル・イサクのような選手の名前が上がっている。
CLインテル戦では、アーセナルのキャプテンであるMFマルティン・ウーデゴールが怪我から復帰し、自信をもってサン・シーロに乗り込んだはずだったが、試合後のスタッツではアーセナルが優位に立っていたにもかかわらず、前半アディショナルタイムにインテルへ与えられたPKによって敗北した。このPKはインテルにとって唯一の枠内シュートであった。
アーセナルには得点の保証ができるストライカーが不足していることも問題視されている。FWカイ・ハフェルツはアルテタ監督の下で大きく成長したものの、本職はセカンドストライカーや攻撃的MFであり、センターフォワードとしての役割は果たしきれていない。チームがトップレベルでの競争を見据えるのであれば、トロサールの不振を許容せず、即座に新たなオプションを探すべきだとUKメディアは主張している。
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